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空き家の遺品整理や片付けの方法は?活用法別に解説
2020-09-22

両親が亡くなり、空き家になった実家を引き継ぐことになったのなら、早めに遺品整理や片付けをするようにしましょう。

なぜなら、片付けをすぐにするのとしないのとでは、その後にかかる費用が大きく変わってくるからです。

とはいえ、空き家の片付け方は、どう活用するかによって異なります。

今回は、空き家の活用方法と、活用法別の遺品整理や片付けのやり方について説明していきます。

空き家ができたら早めに片付けをするべき理由

なぜ空き家を引き継いだら、早めに片付けや遺品整理するべきなのでしょうか?

この理由は、空き家の所有にはお金がかかるからです。

空き家とその土地を所有すると、毎年「固定資産税」を支払わなければなりません。

さらに家屋の倒壊などの事故や、手入れの放置に起因する近隣トラブルなどを防ぐため、管理とそれに伴う費用がかかります。

このように、空き家を所有すると、お金がどんどん出ていってしまうのです。

その点、片付けて売ったり貸したりできれば、逆にお金を得られる可能性もあります。

そのため、空き家を引き継いだら、なるべく早く遺品整理や片付けをするべきだと言えるのです。

空き家の3つの活用方法

空き家を引き継いだら、どのように遺品整理や片付けをすればいいのでしょうか?

その方法は、今後どう活用したいかによって異なります。

空き家に対する活用方法は、主に以下3つあります。

  • 売却する
  • 賃貸する
  • 移り住む

ここでは、それぞれの活用方法について、一つずつ説明していきましょう。

 

空き家の活用法①売却する

活用方法の一つ目は、売却することです。

売却のメリットとデメリットは、以下のとおりです。

【メリット】

  • 固定資産税を支払う必要がない
  • 管理の必要がない
  • 多額のお金を得られる

【デメリット】

  • 場所によっては買い手がつかない可能性が高い
  • 空き家の状態によってはリフォームが必要

空き家が売れれば、購入した人に所有権が移るため、固定資産税の支払いや管理の必要がなくなります。

さらに、なんと言っても多額のお金を得られます。

買い手さえ見つかれば、売却はメリットの多い活用方法だと言えるでしょう。

空き家の活用法②賃貸する

活用方法の二つ目は、他人に賃貸することです。

賃貸のメリットとデメリットは、以下のとおりです。

【メリット】

  • 毎月安定した収入が得られる

【デメリット】

  • 固定資産税がかかる
  • 場所によっては借り手がつかない可能性が高い

空き家を賃貸する場合、売却と比べて一度に得られる金額は少なくなりますが、入居者がいるうちは毎月安定した収入を得られます。

ただし所有権が移らないので、固定資産税の支払いは必要です。

 

空き家の活用法③移り住む

今住んでいる家より条件が良くて、職場から通える場所にあるのなら、家族で空き家に移り住むのも一つの方法です。

移り住むことのメリットとデメリットは、以下のとおりです。

【メリット】

  • しっかり管理できるので、近隣トラブルに発展する心配がほとんどない
  • 前に住んでいた家を売ることで多額のお金を得られる

【デメリット】

  • 引っ越す必要がある

もともと住んでいた家が持ち家や分譲マンションなら、空き家に移り済んだ後で売却することで、多額のお金を得られます。

空き家の活用方法によって遺品整理や片付けのやり方は異なる

ここまで、空き家の活用方法について説明してきました。

冒頭で説明したとおり、今後どう活用するかによって、遺品整理や片付けのやり方は少し変わってきます。

具体的には、以下の2パターンに分かれるのです。

  • 売却、または賃貸する場合
  • 自分たちが住む場合

では次から、各パターンにおける空き家の遺品整理や片付けの方法について説明していきましょう。

空き家を売却・賃貸する場合の遺品整理・片付け方法

空き家を売却、または賃貸する場合、遺品整理や片付けの手順は以下のとおりです。

  1. いる物といらない物に分ける
  2. いらない物を全て処分する
  3. いる物を自宅に移す

ここでは、各手順について説明していきましょう。

空き家の片付け・遺品整理方法①いる物といらない物に分ける

まずは空き家の中にある物を、いる物といらない物に分けます。

複数のダンボールを用意して、それぞれに「いる物」「いらない物」と書いておけば、遺品整理がスムーズです。

ダンボールに入らない大きな物には、「いる物」「いらない物」と書いた紙を貼っていくといいでしょう。

いる物には、故人の財産や思い出の品、自分たち家族が使う物を仕分けして遺品整理しましょう。

金銭的な価値がない物や今後使う予定がない物は、いらない物に遺品整理をした後に部屋の片付けをしましょう。

空き家の片付け・遺品整理方法②いらない物を全て処分する

いらない物に分類した物は、全て処分してから片付け・遺品整理をしましょう。

処分方法には、主に以下2種類があります。

  • 一般ゴミや粗大ゴミに出す
  • リサイクルショップや買取店などに買い取ってもらう

片付けや遺品整理をする中で換金できない物が出てきた場合は、自治体のルールに則って、一般ゴミや粗大ゴミに出しましょう。

自治体によって分別のルールが違うので、ゴミに出す前に、空き家がある自治体のホームページをチェックしておきましょう。

 

空き家の片付け・遺品整理方法③いる物を自宅に移す

最後に、必要な物を自宅に持って帰りましょう。

宝石や貴金属などの小物は自分で持ち帰れますが、家具や家電などを持ち帰る場合は引っ越し業者や遺品整理業者などに依頼して片付けてもらいましょう。

空き家を売ったり貸したりする場合、宅内を完全に空にしなければなりません。

残った物があれば、全て処分するか、自宅に持ち帰ってから片付け・遺品整理をするようにしましょう。

空き家に移り住む場合の遺品整理・片付け方法

続けて、空き家に移り住む場合の遺品整理や片付けの方法について説明していきましょう。

移り住む場合、遺品整理や片付けの手順は以下のとおりです。

  1. いる物といらない物に分ける
  2. いらない物を全て処分する
  3. 使うものはそのまま残す

空き家に移り住む場合でも、仕分け・遺品整理・処分までは、先ほど説明した売却・賃貸するときの手順と同じです。

ただし空き家に移り住む場合、売却や賃貸する場合と違って、宅内を完全に空にする必要はありません。

そのため、今後使う家具や家電などはそのまま残しておきましょう。

まとめ

亡くなった両親から引き継いだ空き家の活用方法は、主に以下3つあります。

  • 空き家を売却する
  • 空き家を賃貸する
  • 空き家に移り住む

売却や賃貸をする場合、不要な損失を防ぐためにも、早めに遺品整理や片付けをするようにしましょう。

空き家に移り住む場合も、引っ越しまでに遺品整理や片付けが必要です。

遺品整理は、自分や兄弟たちですることも可能ですが、家をまるまる一つ片付けるのは大変な作業です。

自分たちでするのは難しいと思ったら、遺品整理業者に依頼することも検討しましょう。

 

 

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