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仏壇の処分方法やかかる費用はいくら?
2020-10-01

仏壇は、ご先祖様を礼拝供養する大切な祭壇ですよね。

そのため、いざ処分するとなった時に、どうすればいいのか分からない人も少なくないかと思います。

サイズや重さのある仏壇の場合は、自力で運びだすのさえ難しいですよね。

ここでは、仏壇の処分方法や費用についてまとめました。

 

仏壇の処分方法

仏壇を処分する方法は4つあります。

 

1.お寺に引き取りをお願いする

2.仏具店に引き取りをお願いする

3.仏具店に引き取りをお願いする

4.仏壇処理業者に依頼する

 

1.お寺に引き取りをお願いする

 

菩提寺のあるお寺であれば、仏壇の供養から引き取りまで対応してくれるところもあります。

菩提寺がなくても、仏壇の処分をしてくれるお寺も一部あるようです。

 

2.仏具店に引き取りをお願いする

 

仏壇をはじめ、仏具の販売を行っている仏具店では、古くなった仏壇の引き取りを行っているところがほとんどです。

仏壇に詳しいその道のプロに引き取りを依頼するのは安心感もあります。

手続きもスムーズですし、仏壇を買い替える場合も、必要なものなどを細かく相談することができます。

 

3.粗大ごみとして処分する

 

仏壇は一般廃棄物扱いとなるので、基本的には粗大ごみとして処分することができます。

ですが、家具と同じように、ただシールを貼って出すというよう単純な作業ではありません。

事前に、仏壇からご先祖様の魂を離す「開眼法要」を済ませておく必要があります。

閉眼法要とは

 

開眼法要は、仏壇に宿ったご先祖様の魂を抜くために行います。

仏壇はご先祖様の魂が宿る大切なものなので、そのまま処分するなど粗末に扱ってはいけないのです。

粗大ごみとして出す前に、お寺で開眼供養をしてから処分しましょう。

 

大きさによっては解体が必要になる場合も

 

仏壇のサイズはさまざまで、小さなものから巨大なものまであります。

自治体によっては、粗大ごみの大きさに制限がある場合もあるので、サイズが超過してしまっている仏壇については、解体して小さくしなければなりません。

仏壇の構造は複雑で、素人の手ではなかなかバラバラにできない場合もあります。

自分で解体するのが難しい時は、販売店に問い合わせたり、業者へ問い合わせることをおすすめします。

 

重すぎると持ち込みが困難な場合も

 

仏壇の重さは、小さなもので数十kg、大きなものは重さが100kgを超える大きなものもあります。

仏壇を粗大ごみとして出すには、指定された集積所まで自宅から自力で運び出さなければなりません。

あまりに重すぎると自分で運びだすのは難しいので、その場合も解体して小分けにして運ぶなどの工夫が必要になります。

 

4.仏壇処理業者に依頼する

 

仏壇の処理を専門に行っている業者もあります。

そういった仏壇処理業者に依頼をすれば、開眼供養から処分まで、すべてを一括でお任せできるのでとても便利です。

梱包から引き取り後、仏壇供養のお経をお寺で上げ、仏壇の知識が豊富な職人が解体し、お清めして処分まで完了したら、仏壇供養証明書を送付してくれるところまであります。

あれこれ考えなくても良いですし、自宅から仏壇を自力で出すのが難しい方でも引き取りにきてくれるので安心です。

見積もりは無料で行ってくれるところがほとんどなので、処分費用がわかってから依頼するかどうかを決めることもできます。

 

仏壇処分にかかる費用

 

処分方法 処分費用 メリット デメリット
お寺 1万円~5万円ほど

(お布施のため、宗派やお寺によって異なる)

開眼供養まで一括でお任せできる

 

お布施の料金が宗派やお寺によって違うので、割高になることも
仏具店 0円~ 仏具店によっては、買い替えの際に無料で引き取ってもらえるケースも

少なくとも処分費用の割引が受けられることが多い

買い換えする場合は割安ですが、ただ処分だけを依頼する場合は割高になるケースも
粗大ごみ 500円~2,000円ほど

(仏壇のサイズや重さ、自治体によって処分費用に違いがある)

処分費用が安い 自分で開眼法要をしなければならず、別途費用がかかる)

大きな仏壇は、分解などの手間がかかる

仏壇処理業者

(不用品回収業者)

1万円5千円~3万円ほど 仏壇処理のプロが、引き取りから開眼供養、処分まで一括で行ってくれるので安心

仏壇だけでなく、仏具などもまとめて処分してくれる

事前に見積もりを取る手間がある

引き取り運賃(送料)がかかる場合も

 

 

お寺で処分してもらう場合

 

お寺で処分してもらう場合は、開眼法要から処分まで一括してお願いすることができます。

ただし、処分費用については、「お布施」としてお渡しするので、お寺によってバラバラです。

しっかり相場が決まっていないので、場合によってはお布施が高額になり、費用がかさむこともあります。

また、宗派によって開眼法要に用意するものが異なるので、事前に準備しなければならず、手間がかかることもあります。

 

仏具店に引き取ってもらう場合

 

仏具店での引き取り費用は、仏壇のサイズやお店によって違いがあります。

仏具の処分は、宗派などの違いなどで開眼法要のときに用意するお供え物に違いがあるなど面倒なことが多いですが、仏具店に引き取ってもらえばそういった手間がかかりません。

 

〈買い替えの場合は、購入店で無料引き取りをしてもらえることも!〉

 

仏壇を完全に処分する、という場合は当てはまりませんが、仏壇を新しく買い換える場合は、古い仏壇を購入店で無料引き取りをしてくれることもあります。

最近は、大きな仏壇から、場所をとらないコンパクトな仏壇に買い換える人も少なくないいので、そういった時にはお店で引き取ってもらうのが一番です。

 

粗大ごみで出す場合

 

粗大ごみに出す場合の処分費用は、仏壇のサイズや自治体によって違いがあります。

処分費用は、他のどの処分方法よりも安いです。

大きな仏壇であっても、自力で解体して出せば問題ありません。

ただし、自治体によっては仏壇を粗大ごみとして出すことができない場合もあるので、事前確認必要です。

 

開眼法要は別途1~5万円の費用がかかる

 

仏壇を粗大ごみとして出す場合、事前に開眼法要をする必要があることをご説明いたしましたが、この手続きにももちろん費用がかかります。

開眼法要では、宗派によって用意するものが異なるので、一律いくらと決まっているわけではありません。また、閉眼法要で魂抜きをしてもらう時には、お坊さんに対する謝礼として「お布施」を支払いますが、一般的には1万円~5万円くらいが相場となっています。

 

仏壇処理業者に依頼する場合

 

仏壇処理業者は、処分費用そのものは粗大ごみより費用がかかるものの、開眼法要も込みで行ってくれるところがほとんどなので、トータルすると安くなる場合もあります。

また、なにより、自宅まで直接引き取りに来てくれる業者もあるので、当日立ち会うだけですべて代行してくれるのはとても助かります。

マンション住まいの方やご高齢の方はもちろん、仏壇が大きくて自力で運ぶのが難しい方におすすめです。

多くの仏壇処理業者では、事前に無料で見積もりを取ることができるので、何社か依頼し、処分費用を比較して安いところを選びましょう。追加料金についても事前確認をしておくことが大切です。

 

まとめ

仏壇の処分方法は、案外たくさんのやり方があることが分かりましたね。

かかる費用も処分方法によってマチマチなので、自分にあった方法を選んでみてください。

仏壇はご先祖様の魂が宿る大切なものですから、間違った処分をしないように気をつけましょう。

 

 

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