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カラーボックスや机など木造家具・木製棚はどう処分すればいい?
2020-10-07

手軽に買えて、便利なカラーボックス。
縦置きも横置きもできるので、本棚にしたり、子供部屋の収納やテレビ台代わりに使ったり、生活の中で活躍してくれる家具です。
ホームセンターなどで安価に手に入るので、使っているお宅は多いのではないでしょうか?

それだけに、遺品整理でもカラーボックスもよく出るものの一つです。
カラーボックスをはじめとした木製家具の処分方法についてみていきましょう。

 

カラーボックスとは?

ふだん何気なく目にしているカラーボックスですが、そもそもどんなモノなのでしょうか。

  • カラーボックスの種類
  • カラーボックスの材質
  • カラーボックスは何ごみ?

カラーボックスの種類

カラーボックスはどれも同じように見えますが、サイズ、カラー、材質、段数など、実はいろいろな種類があります。

よくあるサイズは、2段が幅42cm×奥行29cm×高さ59cm前後。
3段のもので高さ88cm前後というのが一般的です。

もちろん、そのほかのサイズも、ホームセンターやインテリア系量販店などに豊富に揃っています。
棚板は、最初から固定されたタイプと、棚板を動かせる可動タイプがあります。

カラーボックスの材質

天然木を材料にしたものもありますが、多くは細かい木のチップを圧縮し、固めて作られたものが使われています。断面をみるとよくわかります。

種類としては、蒸し煮した材木チップを熱圧で成形した「繊維板」、木材の小片を熱圧で板状に成形した「パーティクルボード」があります。
これらの素材はリーズナブルで軽く、扱いやすいのが特徴ですが、反面、普通の木材よりも柔らかくて崩れやすく、水分を含むと弱くなってしまいます。

また、板の表面に貼られた化粧材は、「紙化粧繊維板」(2~3mmの繊維版に木目模様や彩色されたプリント紙をはり付けた板)といいます。
表面がツルッとしていて汚れがつきにくいのが特徴です。

カラーボックスは何ごみ?

よくあるサイズのカラーボックスは、そのままで捨てるのであれば、ほとんどが粗大ごみの扱いとなります。
多くの自治体で1辺が30cm以上のものを粗大ごみと定めているので、このサイズを超えたら粗大ごみです。

カラーボックスの処分法~自治体編

  • 粗大ごみとして出す
  • 自治体のごみ回収に出す

粗大ごみとして出す

カラーボックスをそのまま捨てたいなら、自治体の行う粗大ごみ回収に出しましょう。

まず、インターネットか電話で自治体の粗大ごみセンターに回収を申し込みましょう。
このとき、回収日を決めます。

回収日が決まったら、コンビニや酒店などで「有料ごみ処理券」を購入しましょう。
この有料ごみ処理券が処分費用となります。

 

自治体によって料金は異なりますが、東京都世田谷区を例にすると、

  • 最大辺+その次に長い辺=140cm以下・・・400円
  • 最大辺+その次に長い辺=140cm超200cm以下・・・800円
  • 最大辺+その次に長い辺=200cm超270cm以下・・・1200円
  • 最大辺+その次に長い辺=270cm超・・・2000円

と決められています。

有料ごみ処理券はシール形式になっていますので、必要事項を記入して目立つ場所に貼り、指定の収集日・時間に指定収集場所に出しておくと、回収してもらえます。

回収日を待つことができない場合は、粗大ごみセンターに自分で持ち込むこともできます。
処理センターの営業日や持ち込み時間などを確認し、申し込みましょう。世田谷区の場合は、

  • 最大辺+その次に長い辺=140cm以下・・・200円
  • 最大辺+その次に長い辺=140cm超200cm以下・・・400円
  • 最大辺+その次に長い辺=200cm超270cm以下・・・600円
  • 最大辺+その次に長い辺=270cm超・・・1000円

と、回収の場合の半額で処分できます。

自治体のごみ回収に出す

カラーボックスは、粗大ごみでしか回収に出す方法はないのでしょうか?

いいえ、そんなことはありません。
カラーボックスの素材は木ですから、粗大ごみの基準以下の大きさにカットすれば、可燃ごみとして出すことができるのです。

まず、釘やねじなど金属の部品を取り外しておきます。
そして、ノコギリなどで小さく切断しましょう。
指定ごみ袋の口がしっかりとしばれる大きさにカットできればベストです。

 

ただし、地域によっては木材の塊を可燃ごみとして受け付けていないところもあるので、事前に調べておきましょう。
また、プラスチックやガラスなどが含まれている場合は可燃ごみで出せないので注意が必要です。

金属の部品は不燃ごみや資源ごみなど、自治体のルールに従って出します。
この方法なら、費用をかけずに処分することができます。

カラーボックスの処分法~売却編

売却できる遺品、難しい遺品、いろいろありますが、カラーボックスの場合、売却は難しいと思ったほうがよいでしょう。

なぜなら、元が安価なものなので、わざわざ中古を買い、送料を支払ってまで手に入れたいという人は少ないからです。

もちろん、リサイクルショップでも扱ってはいますが、売る場合は二束三文です。
運ぶ手間のほうが負担になる場合がほとんどで、利益は少ないという結果になりがちです。

 

また、ネットオークションやフリマアプリで売るという方法もありますが、こちらでもあまり高値をつけるのは難しく、手間や手数料でマイナスになってしまうケースが多いと考えられます。
絶対に売れないとは言えませんが、あまりお勧めできません。

同じ木製のものでも、古いちゃぶ台などはアンティーク家具として人気があるので、売却できる可能性があります。

カラーボックスの処分法~リサイクル編

  • リメイクする
  • 寄付する

リメイクする

もし、遺品で出たカラーボックスがまだ新しく、使用に耐えるものなら、DIYでリメイクする方法があります。

簡単なアイディアを挙げると

  • 2つのカラーボックスの上に板を載せて簡易デスクにする
  • 高い位置に取り付けて壁面収納を作る
  • 複数のカラーボックスを合わせてカウンター風にしてみる

など、様々な用途に使うことができます。

 

色を塗ったり、100円ショップで買えるリメイクシート(シール式になっている壁紙)を貼れば、カラーボックスとは思えない雰囲気にガラリと変えることができます。

リメイクのアイディアはインターネットにたくさん上がっているので、DIY好きな人は検索してみるとよいでしょう。

寄付する

アジアやアフリカなどの発展途上国には、日本からの物資を待っている人がたくさんいます。
こういった国々に物資を送り、支援している団体では、カラーボックスも受け付けています。

少し意外ですが、カラーボックスは、海外支援・社会支援のために再利用できる貴重な物資だそうです。

日本で主を失い、使い道なくごみとして捨てられてしまうカラーボックスも、世界には喜んで使ってくれる人が大勢います。そ
ういった人たちのもとで使ってもらえれば、故人も喜んでくれるのではないでしょうか。

カラーボックスの処分法~業者編

  • 不用品回収業者に依頼する
  • 遺品整理業者に依頼する

不用品回収業者に依頼する

自治体の回収場所や粗大ごみセンターまで運ぶことができなかったり、解体するのが難しかったりする場合は、不用品の回収業者に依頼する方法もあります。

遺品整理の場合、あまり時間に余裕がない人が多く、モノの処分に時間をかけていられないケースが大半です。
故人の自宅が賃貸なら早く部屋を明け渡さなくてはなりませんし、遺族が遠方に住んでいる場合は、遺品整理のために何度も通うのは大変です。

そこで、回収業者なら、早ければ即日来てもらえることもあり、手間もかからないのがメリットです。
業者によって異なりますが、費用は千円程度です。
カラーボックスの元の価格を考えれば、もったいないかも知れませんが、時間がない人には便利です。

 

また、たくさんのものをまとめて出すほうがお得な場合があるので、カラーボックス以外にも出したいものがあるなら、使ってみるのもよいでしょう。
あとでトラブルにならないよう、費用と、運搬に必要な資格の有無をしっかり確認しておいてください。

遺品整理業者に依頼する

遺品整理業者でもカラーボックスは引き取ってもらえます。

遺品整理業者に依頼する最大のメリットは、遺品整理と不用品収集・運搬、また清掃までしてもらえるので、全てが一気に片付き、時間も手間もかからないことです。

また、近年、遺品整理業を開業する業者が増え、競争も激しくなっているので、遺品整理業者たちは、よりきめ細かいサービスをするようになりました。
まだ使えるものがあれば買い取ってくれる業者や、遺品の供養まで請け負ってくれる業者もあります。

もし、遺品を買い取ってもらえれば、それだけ遺品整理の費用が浮くことにもなって一石二鳥ですよね。

とはいえ、まだまだ玉石混交の時代です。
ホームページなので買い取りや運搬に必要な資格を取得しているかを必ず確認し、複数の業者に相見積もりを取って、納得できる業者を選びましょう。

まとめ

木製家具の代表として、カラーボックス中心に見てきましたが、棚やスツール、ちゃぶ台など小さめの木製家具は、基本的にはカラーボックスと同様の方法で処分できます。
遺品整理は時間も手間もかかる作業ですが、故人に喜んでもらえるような処分ができたらいいですね。

 

 

 

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