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故人の形見はどうやって供養するの?
2020-09-22

故人が亡くなった時に、気になるのが形見の処分ですよね。

価値がありそうな骨董品や貴金属。

不要だけど捨てて良いのか分からない写真、手紙、人形やお守りコレクションなど。

そのような時に利用したいのがお焚き上げです。

遺品の整理として、昔から日本で行われていた方法です。

神社仏閣で行われていましたが、現在は遺品整理の専門業者も存在します。

正しい故人の形見処分の方法を知り、故人に尊敬の念を持ち供養する事が大切です。

 

故人の形見になる物とは

 

故人の形見になる物の種類としては以下のものがあります。

 

・指輪やネックレス、ブレスレット、ネクタイピンなどの宝石

・お皿や壺やアンティークの骨董品

・着物や高価なスーツ、ドレスなどの衣服やブランドの鞄

・タンスや化粧台などの家具・家電

 

形見の中には残されては困るものも存在します。

コレクション、書籍など生前大切にしていたものがありますが、価値を理解できない人にとってはガラクタにしか見えない場合もあります。

また、写真や手紙など残しておくか処分するか迷う品物でしょう。

 

遺品整理を始める時期

 

遺産整理は一般的に、49日の法事が終わってから始めると言われています。

しかし、住む地域や家の慣習などで変わってきますし、故人の住居が賃貸だった場合、部屋の明け渡し日などが指定されている場合もあるので、それに合わせて遺品整理を始めるのが良いでしょう。

 

遺品整理の処分方法

 

遺品整理方法①処分する

 

供養するものでもない遺品に関しては、処分する方法が一般的でしょう。

古着や古い家具家電や書籍などは自治体のゴミ処理に従って処分します。

 

遺品整理方法②形見分け

 

遺品整理の一つとして、形見分けがあります。

形見分けとは、故人が生前に愛用していた品物(骨董品や宝石類、メガネなど)などを思い出の品として親族や近しい人に贈るという慣習の一つです。

形見分けで故人の形見を受け取ることで、故人との思い出を偲ぶことも供養に繋がります。

近年は生前に形見分けを行うケースが多いようです。

生きている間に整理することで、親族同士の余計な争いを防ぐことが出来るからです。

高価な物は贈与と見なされ、税金が掛かる場合もあるので、注意が必要です。

 

遺品整理方法③写真やデータとして残す

 

数多くのコレクションやアルバムなど、遺品整理で処分するのに困る品々もあるでしょう。

目に見える形で残しておきたい場合は、写真に収めて残す方法があります。

また、写真を現像せずにデータとして残しておくことで、場所を取れず多くの遺品を残しておくことができます。

 

形見をお焚き上げで供養する

 

お焚き上げとは、神事では、「火の神の力で天界へ還す」という意味があり、仏事では、「浄化によって、天界へ還す」という意味があります。

日本では古来から、丹精に使ったものを、感謝を込めて供養する伝統文化です。

焼却できないものに関しては、読経・魂抜きをした後に、お札をお焚き上げし、供養してくれます。

 

お焚き上げが必要な理由

 

日本人は、人形や大切にしていた品物に魂が宿ると言われています。

魂が宿った物を捨てると祟りが起きるなどとも言われてきました。

単に捨てるだけじゃなく、神社やお寺でしっかり供養することが大切なのです。

 

お焚き上げができるもの

 

・神棚、仏具、位牌、数珠、お守り

・人形やぬいぐるみ

・年賀状、手紙、写真

・故人が大切にしていた遺品

 

お焚き上げの注意点

 

お焚き上げできない、ガラスやプラスチック、貴金属などは事前に取り除いておきましょう。

また、サイズが大きいものは運ぶのも大変ですので、事前に相談しておくと良いでしょう。

また、お寺などでは宗教の宗派などもあるので、そちらも注意が必要です。

 

お焚き上げの費用

 

場所によっては無料のところもありますが、感謝の気持ちを込めて、お焚き上げ料をお納めするのが良いでしょう。

郵送や宅配便を利用する方法もありますので、方法によって値段が変わってきます。

 

遺産整理士のいる業者に供養をお願いする

 

遺産整理士とは、一般社団法人遺品整理士認定協会が認定する専門業者です。

業者によっては正しい知識がなく、不法投棄や不当な値段で請求するところもあります。

遺産整理士は遺品を供養する心構えや廃棄物処分の知識などをしっかり勉強しています。

 

専門業者にお願いするメリット

 

神社やお寺はお焚き上げをする品物に制限がある場合がほとんどですが、業者では様々な品を受け入れてくれるというメリットがあります。

パソコンや携帯電話など個人情報の流失の可能性もある電子機器を供養してくれることはメリットです。

 

業者選びのポイント

 

大物家具や家電など引き取ってもらったり、買取してもらえたりもしてもらえる業者は便利で、形見などをまとめて処分できるでしょう。

遺産整理に立ち会えない場合は、具体的に要望を伝えられるような、良心的な業者を選ぶようにすることがポイントです。

実績があり信頼できる、事前に見積もりをしてくれるところが良いです。

 

業者に頼んだ時の費用

 

業者により値段は様々です。

ビニール袋一個分で5,000円、印鑑や写真などで3,000円、仏壇10,000円など品物によっても変わってきます。

遺品整理と合わせてゴミを処分したい場合は、さらに作業員の人数によって変動があります。

作業員2人だと約35,000円〜、作業員3名だと約80,000円〜などがおおよそです。

どのように形見や遺品を整理したいかにより値段は変わってくるので、事前の見積もりや相談をして決めて行くのが良いです。

 

まとめ

 

故人が生前大切にしていた愛用品を手元に置いておく事で、亡くなった故人の思い出や人柄などを心に残しておく事ができます。

しかし、いつまでも形見を手元に残しておくことは、遺族にとって少し辛いこともあるでしょう。

残された遺族がしっかり供養をすることで、心の整理をして前に進めることができるのではないでしょうか。

どう供養したか迷ったときは、専門の業者や家庭の信仰する宗派、神社仏閣などに相談し、一番良い方法を探して頂ければと思います。

 

 

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