遺品整理で大変なのは不用品の処分
大切な家族が亡くなってしまったとき、遺族の方は大きなショックを受けます。
亡くなった後は葬儀などの手配や書類の手続きなども多く、悲しんでいる暇もないほど慌ただしい日々を過ごすことになるでしょう。
葬儀が落ちついたら、今度は故人の遺品整理を行わなければいけません。
故人が大切にしていた時計やアクセサリーなどは、形見分けで使いますが、遺品整理で大変なのは不用品の処分です。
遺品整理で出てくる不用品とは、故人の着ていた衣類、雑誌類などを始めとして、布団、カーペット、テーブルなどの家具などです。
その他にも、家電なども処分しなければならないでしょう。
そこで今回は、遺品整理で出てきた不用品の処分方法についてご紹介します。
遺品整理は葬儀から四十九日までに行うのが一般的
家族が亡くなった場合に、親族が集まるのは通夜・葬儀、そして四十九日です。
形見分けは四十九日に行うことが多いので、遺品整理は葬儀が終わってから、四十九日までに行うのが一般的です。
約1ヶ月で遺品整理を行わなければいけないので、遺族の方の大きな負担になります。
遺品で出た不用品の処分方法は2種類
遺品整理を行うときには、まず書類や通帳と言った重要なものを先に探し、その後に不用品の処分をするとよいでしょう。
遺品整理をする際には、同居しているか別居しているかによって、整理の手間が大きく異なります。
同居の家族が亡くなった場合は、故人が使っていた部屋を整理します。
別居している両親などが亡くなって、家が空き家になる場合は、家中すべての不用品を処分しなければいけません。
遺品整理で出た不用品の処分方法は、大きく分けて2種類あります。
買取を行うか、ゴミとして回収するかのどちらかです。
ここでは、買取方法とゴミ回収方法について解説します。
遺品の不用品を買取してもらう方法
故人が使用していたものを捨てるのは少し気が引ける、誰かに使ってもらいたいという人は、買取サービスを使うことが多いようです。
貴金属やブランドバックなどは出張買取サービスがあり、専門査定士が自宅に来てくれて、その場で査定を行ってくれるでしょう。
貴金属やブランドバックは高額買取を行ってくれることが多いので、不用品の場合は買取をしてもらいましょう。
家具や家電は、総合リサイクルショップなどに持ち込んで買取を行ってもらうことが出来ます。
衣類なども買取してくれるところがあるので、まとまった衣類がある場合は一緒に持ち込みましょう。
リサイクルショップの場合、出張買取を行っていないところあるので、事前に確認をとっておきましょう。
また、家具や家電の場合はあまり高額な買取金額にならないことが多いので、どちらかというと手間が大きく感じてしまうかもしれません。
遺品で出た不用品を回収してもらう
遺品で出た不用品の多くは、ゴミとして回収してもらうことが多いです。
燃えるゴミの日などを利用して、燃えるものは積極的にゴミ回収に出すようにしましょう。
自治体によって変わってきますが、布団、毛布、カーペット、タンス、棚、テーブル、イスなどは、粗大ゴミとして回収も可能です。
場所によっては、ソファや自転車も粗大ゴミとして回収してくれるので、リサイクルショップに持ち込んでも高額にはならないようなものは、ゴミとして回収してもらいましょう。
ゴミ回収の場合気を付けなければいけないのが、家電の処理です。
扇風機、電子レンジなどの小型の家電であれば粗大ゴミで回収することが出来るのですが、洗濯機や冷蔵庫、エアコンなどは「家電リサイクル法」が定められているため、粗大ゴミとして回収をしてくれません。
遺品整理は家族で協力して取り掛かる
買取サービスを利用するにしても、遺族の方には負担になってしまいます。
1ヶ月という短い時間で、遺品整理を行わないといけないので、親族で集まって遺品整理する日を決めてから、協力して取り掛かりましょう。
買取と回収はどっちがいい?
買取と回収のどちらがいいかというと、買取を行える価値のあるもの以外は回収がよいでしょう。
衣類や布団などはリサイクルショップでも買取をしてくれないものもあるので、ブランド品、貴金属だけを買取に出すことにして、それ以外はゴミとして回収することが遺品整理をスムーズに進めることが出来ます。
遺品整理は量が多いと、遺品仕分けに時間がかかります。
リサイクルショップに持ち込んで買取をしてもらえなかったというケースもあるので、自治体で回収しているものについてはゴミとして出す方が良いでしょう。
少しでも金銭的にプラスにしたいという考えもありますが、持ち込んでいる時間や査定でつけられる金額などを考えると、日用品や家電などは回収してしまう方が安く済むこともあります。
遺品整理業者に依頼するという方法もある
遺品整理は親族にとって大きな負担なので、遺品整理業者に依頼する方が増えてきています。
遺品整理業者とは、遺品整理を専門としている業者なのですが、ゴミ回収を得意としているので、布団や衣類、家具、家電など分別せずに回収してくれます。
忙しい親族の代わりに遺品整理を行ってくれ、一軒家も半日で遺品整理してくれるでしょう。
基本はゴミとして処分されますが、買ったばかりの家電などは買取を行ってくれる業者などもあります。
さらに、清掃サービスも行っているので、故人が住んでいた家をキレイに片付けてくれるという業務も行っています。
業者選びをしっかりすれば、遺品整理がとても楽になりますよ。
悪徳業者に気を付ける
遺品整理業者が多くなってきているため、それに伴って悪徳業者も増えています。
悪徳業者の場合、高額な金額を請求されたり、遺品を乱雑に扱ったり、故人の気持ちを考えない行動をしてくることがあります。
口コミや実績などを確認することで、悪徳業者を見分けることが出来ます。
遺品整理で嫌な思いをしないために
葬儀の手配、書類の手続き、遺品整理と、遺族の方への負担が多く、故人を想う時間が取れないこともあります。
遺品で出た不用品の処分は、負担にならない方を選ぶようにしましょう。
お金をかけてでも業者に依頼した方が、すっきりとすることもあります。
自分に合った遺品の不用品の処分方法を見つけてみてください
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